給湯器よもやま話5 2014年4月14日
ほっしーくんがブログを書くまでの場つなぎで書こうと思っていたのが、いつの間にやら「よもやま話」も5回目。ネタが尽きるまでしばらくお付き合いください。
さて、今回のお話は急にお湯が出なくなったときの対処法について。
まず最初に疑われるのが給湯器の故障ですが、私の経験では実は壊れていなかったというケースが結構あります。ガス給湯器に限ったお話ですが、以下にそのケースをご紹介します。
ケース1★ガスが止まっていた
「アンタんとこで買った給湯器が動かないじゃないの! キーッ!」と電話でまくしたてられ、よく調べてみたらお客様がガス料金を払っていなかった・・・などという極端な例もありますが、まず疑いたいのがガスメーター。
結構前からガスメーターにはマイコンが内蔵されていて、使っている間に震度5以上の地震が起きたり、長湯でシャワーを出しっぱなしにしたり、普段より多くガスを使ったりするとガスが止まるようになっています。
もしガスが止まって給湯器が使えないときには、たいていリモコンに「11」とか「111」などのエラー番号が点滅していますので、その際はまずガスメーターを疑ってみましょう。メーターの液晶画面に「ガス止」って出ていたら当たりです。ガスがここで止まっています。
もし他に異常がなければ復帰ボタン(保護キャップがかぶせてあったり、「開」とか書いてあるのもあります)で復帰できます。ボタンをギュッと押して離したら、点滅を始めますので1分ぐらい待ってみてください。それでもダメならどこかおかしいかもしれませんので、お使いのガス販売店に連絡しましょう。ガスの検針票かボンベに電話番号書いてありますので。
あとはイタズラなどでボンベやガス栓を閉められている場合もたまにあります。ガスの栓はたいていパイプに対してまっすぐになっているのが開いている状態。ガスは壊すつもりで力ずくで蹴ったりしない限り漏れませんが、変にいじるとおかしくなるところもあるので、怖かったらこれまたガス販売店に連絡しましょう。
たまに冬場シャワーが途中で出なくなって、ガス会社に連絡するときに裸で待っている人がいます。だいたい5分じゃガス屋さんは来ませんし、メーターまで裸じゃ行けません。「シャワーが出るまで服は着ない!」と意固地になっても風邪引くだけですので、体を拭いて服を着てから連絡しましょう。
・・・などと書いていたらだいぶ長くなったので、続きは次回へ。
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