材料
【5人分】- とり胸肉
- 300g
- ナス
- 中4本
- オクラ
- 6~8本
- しめじ
- 150g
- タケノコ水煮(細切)
- 150g
- パプリカ
- 大1個
- ココナッツミルク
- 400ml
- 鶏がらスープ
- 300ml
- グリーンカレーペースト
- 30~50g
(大さじ2~3) - ナンプラー(魚醤)
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1
- オリーブ油
- 少々
- バジル(葉)
- 数枚
- ジャスミン米(タイ米)
- 500g
- 水
- 500ml
グリーンカレーは本来カレー料理ではなく、タイ料理のゲーンキョワーン(แกงเขียวหวาน)という緑色のスープのこと。材料さえそろえれば、煮込みもほとんどしなくていいのでカンタンに作れます。
材料について
スーパーなどでは調味料が手に入りにくいですが、輸入食料品を多く扱っているお店やネットショップで揃えられます。本格派を目指したい人はこぶみかんの葉やパームシュガー、パクチーなどを加えますが、今回は比較的手に入りやすいもので作りました。
グリーンカレーペーストにはすでに様々なスパイスが調合されていますので、手軽に本格の味が楽しめます。少量でもかなり辛みが強いので、辛さが苦手な人は量を加減してください。
ナンプラー (น้ำปลา)はイワシを発酵させたタイ伝統の魚醤(ぎょしょう)で、独特の臭みと塩分がありますが、タイ料理には欠かせない旨み調味料です。開封後は冷蔵庫保存しましょう。
ココナッツミルクは缶入りのものがお手軽です。開封後は傷みやすいため、使い切るようにそれぞれの分量を加減した方がいいでしょう。
ご飯は日本米でもいいですが、できれば香りの高いジャスミン米(タイ米)と合わせると、さらにおいしくいただけます。水の分量は同じですが、しっかり研ぐ必要はなく、さっと水洗いする程度でOK。浸す時間を置かずにすぐ炊いてください(炊飯器でOK)。炊きあがったら2~3分蒸らしてできあがりです。日本米の場合は水を少な目にして硬めに炊きます。
作り方
- オクラは下塩しておくとゆでたときに緑が鮮やかになります。切らずに塩もみして表面のうぶ毛をとります。鍋にお湯を沸かし塩したものをそのまま1~2分茹でたあと、湯から上げて斜めに半分に切っておきます(できた後に盛り付け)。他の具材は一口大か1~2センチ幅に切りそろえておきます。
- フライパンにオリーブ油を少量入れて熱し、グリーンカレーペーストを中~弱火で炒めます。ここでしっかり熱を通した方が香りが引き立ち、辛さもマイルドに。熱が通ったら少量のココナッツミルクを加えてよく溶かしておきます。
- 鶏がらスープ(またはガラスープの素小さじ2+300mlのお湯)を入れた鍋に(2)とココナッツミルクの残りを入れて煮立たせます。煮立ったらとり肉、ナス、しめじ、タケノコを入れてさらに煮ます。
- 肉に火が通ったらパプリカも加え、ナンプラーと砂糖で味をととのえてひと煮立ち。器に盛って(1)とバジルを上にのせ、炊いたご飯を添えて完成です。
ワンポイントアドバイス
いつものカレーと違って、あまり煮込む必要はありません。またココナッツミルクが入っているため傷みやすく、寝かし過ぎると酸味が出てきます。食べ切れる量を作るか、余ったものは冷凍保存しておきましょう。