![ロコモティブシンドローム(運動器症候群)](https://fujimaru.co/wp-content/uploads/2020/09/loco0.gif)
ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、運動器官の障害によって日常生活で人や道具の助けが必要になる一歩手前の状態をいいます。骨・関節・筋肉が大きな曲がり角を迎えるのは40代。特に女性はホルモンの分泌変化により骨が弱り始めたり、身体を支える筋力が衰えたり、膝の関節がすり減ったりします。
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1. 意識して姿勢をよくする!
2. こまめに体を動かす!
筋肉や骨は「からだは動かすもの」と伝わると、いくつになっても強くなろうとし、老化防止になるのです。
3. 小さな痛みも見逃さない
- ロコモ体操(下記)中に痛みはないか
- 直後に痛みが出ていないか
- 翌日に痛みが出ていないか
3つのうち1つでも当てはまれば、一旦トレーニングを中断し、痛みが残る場合は整形外科を受診して下さい。
4. 食事をからだ作りの基本!
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- カルシウム(骨の材料になる)・・・・・・牛乳など
- ビタミンD(カルシウムの吸収を高める)・・・・・・魚全般
- ビタミンK(骨の質を高める)・・・・・・納豆・小松菜・ニラなど
5. スポーツ前後にゆっくりストレッチを行う!
6.スポーツ量は加減も大切!
過度な運動で体に「負担をかけすぎる」のも怪我や故障の原因になります。自分に合った運動量を知り、激しく体を使いすぎないことが長く続けるコツです。
![ロコモ体操 ~ バランス能力や筋力をトレーニングで維持・向上](https://fujimaru.co/wp-content/uploads/2020/09/loco2.gif)
筋力やバランス能力を向上させ、症状の軽減に役立つとされる「スクワット」と「片脚立ち」をご紹介します。
スクワット
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通常の場合・・・
4~5秒かけてお尻をおろし、4~5秒かけて元の姿勢に戻る。ひざを曲げすぎないコツは、「洋式トイレに腰掛けるつもり」で腰を下ろす。
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補助具を使う場合・・・
いすに腰掛け、机に手をついて、ゆっくりと立ち上がる動作を繰り返す。
片脚立ち
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通常の場合・・・
直立した姿勢から片方の足をわずかにあげて立つ動作を、1分間を目安に行う。
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補助具を使う場合・・・
いすなどに両手でしっかりとつかまった状態で片脚立ちを行う。