材料
【4人分】- 鶏ももひき肉
- 300g
- 玉ねぎ(粗みじん切り)
- 1/2個分
- 赤パプリカ(1cm角切り)
- 1/2個分
- にんにく(みじん切り)
- 2片分
- 赤唐辛子(小口切り)
- 1~2本分
- バジルの葉
- 20~25枚
- サラダ油
- 大さじ1
- 温かいご飯
- 茶碗4杯分
- 目玉焼
- 4個分
【A】
- ナンプラー
- 大さじ2と1/2
- オイスターソース
- 大さじ2/3
- 酒
- 大さじ1
- しょう油
- 大さじ1/2
- 砂糖
- 大さじ1/2
ガパオ(กระเพรา)とはホーリーバジルというハーブのことで、「ガパオライス」は日本式の呼び方。タイで正式には「パットガパオガイ(ผัดกระเพราไก่)=鶏肉のバジル炒め」と言います。ホーリーバジルは手に入りにくいので、今回は香りが近いバジルの葉で代用します。
作り方
- フライパンにサラダ油とにんにく、赤唐辛子を入れて中火で熱する。香りがでてきたら玉ねぎとパプリカを炒め、ややしんなりしたら、ひき肉を加えてポロポロになるまで炒める。Aを順に加えて混ぜる。
- バジルを小さめにちぎって加え、炒め合わせる。器に(1)とご飯を盛り、目玉焼きをのせる。
コラム:バジル
バジルとはシソ科メボウキ属の総称で、様々な種類があります。スーパーなどで手に入りやすいのは「スイートバジル」と呼ばれるもの。イタリア料理の定番なので「イタリアンバジル」などとも呼ばれ、ジェノベーゼペーストの元にもなります(→ジェノベーゼパスタ)。
タイ料理でよく使われるのはガパオやメンラック、ホーラパーなどがあります。ガパオは強いお香のような香りが特徴。メンラック(ヘアリーバジル)は柑橘系の香りがするためレモンバジルとも呼ばれ、サラダやスープの薬味に使います。ホーラパーは別名タイバジルで、グリーンカレーによく使われます。
他にもシナモンバジルやブッシュバジル、アフリカンバジル、ダークオパールバジルなど、主要なものでも10種類以上はあり、それぞれ味や香りに個性がありますので、料理に合わせて使い分けましょう。
最近では園芸ショップにバジルの種や鉢植えが売られています。日当たりが良く温度が高ければ元気に育ちますので、新鮮なバジルをいっぱい使いたい人は、栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。