災害時に備えて準備したいもの
以下のものを入れ、すぐ持ち出せる場所に置きましょう。また半年~1年に一度は中身を点検し、食料や薬品の賞味期限を確かめるようにしましょう。
防災バッグに最低限準備しておきたいもの
その他準備しておくと便利なもの
赤ちゃんのいる家庭は…
ミルクやおむつ、嗜好品やおもちゃ等
ペットがいる家庭は…
キャリーバッグ、餌、ワクチンの証明等
高齢者のいる家庭は
防寒具、入れ歯、メガネ(就寝時には枕元に置きましょう)
もし地震が起きたら…
地震が発生したら、頭を守りながら玄関に行きドアを開け、その場で揺れが収まるまで待ちましょう(瓦や屋根材などが落ちてくるため)。
またガスコンロなどはそのままにしておいても、地震が起きればガスメーターが自動でガスを元から止めます。危ない思いをして家中のガス栓を閉めて回る必要はありません。まずは自分の身の安全を優先しましょう。
災害用伝言ダイヤル
大規模な災害が起きると、電話がつながりにくくなったり、インターネットが使えずメールや LINE などが使えなくなることがあります。そんな非常時に留守番電話のように家族にメッセージを録音し、家族が再生して安否確認できるNTTのサービスが、災害伝言ダイヤルです。
何か大規模な災害が起こった時、以下をダイヤルすることで録音/再生ができます。
録音
171+1+自分の電話番号
再生
171+2+相手の電話番号
「いない?」1番、2番で覚えておきましょう。
災害伝言ダイヤルは非常時用のサービスなので普段の日は使うことができないのですが、体験利用提供日として
- 毎月1日,15日 00:00~24:00
- 正月三が日(1月1日00:00~1月3日24:00)
- 防災週間(8月30日9:00~9月5日17:00)
- 防災とボランティア週間(1月15日9:00~1月21日17:00)
は特別に使うことができます。上記の日に一度操作方法試しておくと、いざというときに慌てずに済むので体験してみましょう。
NTT東日本 災害用伝言ダイヤル
https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/
NTT西日本 災害用伝言ダイヤル
https://www.ntt-west.co.jp/dengon/
まとめ
「備えあれば患いなし」と言いますが、いつ起こるかわからない災害になかなか備えようとは思わないもの。とはいえ「もし地震が起きたら」と思いながら周りを見回し、避難路を想像しておくだけでも、いざというときの備えになり、防災意識を高めることになります。
「想定外」のことは初めから想定しないから起こるもの。まずは身近なところから、最悪の状況を想像してみることから始めてみましょう。